蒼井翔太:今回は本当にたくさんの皆様が楽しみにしてくださっているイベントです。皆さんが満足して帰っていただけるように、精一杯歌わせていただきたいと思っています。
宮野真守:6年ぶりの開催ということで、コロナ禍を経てというかたちでエンタメがいろいろ厳しかった中で、諦めずに続けてきて良かったと思っています。DAY1を終えて、僕らは絆がすごく深いんだということをみんなで話していました。こういうフェスができることは、我々の活力にもなりますし、ファンの皆さんと絆を深め合いながら歌えたことは、僕らにとっての宝物だと思いましたので、DAY2も頑張りたいと思います!
森口博子:本当にすごかったよね。史上最強の幕開けでした!
水樹奈々:ありがとうございます。トップバッターで、しかも6年ぶりということで、溜まりに溜まっていたエネルギー放出する突破口となれるようにと、手に汗握りながら緊張感たっぷりでステージに飛び出したんですけど、それを一気にファンの皆さんが吹き飛ばしてくださって。「大丈夫だよ!同じ気持ちだよ!」と、大きな愛で包み込んでくださったので、一気にトップギアに入れることができました。もう楽しくて、「やっとこの日が来たんだ!」と。キングレコードのレーベルメイトが一堂に会するイベントは、2015年に開催した「KING SUPER LIVE 2015」が最初で、それまではこういったイベントがなくて。2015年の時も森口さんと「オリンピックみたいに数年に1度の恒例イベントになったらいいね」と話しをしていたのですが、それが叶って、2017年の「KING SUPER LIVE TRINITY」も含めると、今回が4度目の開催になります。本当に恒例イベントとなってきたことがうれしいですし、待ってくださっていたファンの皆さんが沢山いてくださって、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。昨日皆さんからたくさんのエネルギーをいただいたので、今日もそれを爆発させたいと思います。
水樹奈々:もう女神でした!
森口博子:いや~もっと大きな声で言ってください(笑)。でも奈々ちゃんの史上最強の幕開けから、大きなパスが出演者の皆さんにドンドンと受け継がれていて。ファンの皆さんも、それぞれのお目当ての方がいるにも関わらず、誰もアウェイにしないというファンの皆さん同士の絆を、ステージに立った瞬間、全身で感じました。それに、このメンバーとも「みんな仲良しだよね」と話していて、こんなにアイコンタクトが多いフェスってなかなか無いって思いました。
宮野真守:分かります!
森口博子:みんながいろんな苦労を乗り越えて来て、ここに同じベクトルで向かって来たものが一気に爆発して、それをお互いに受け止め合った最強のライブになったと思います。DAY2はその絆をさらに深めて、みんなのご褒美になるようなライブにできたらいいなと思います。
蒼井翔太:やっぱりコラボですね。すでに発表されているコラボもありますが、キンスパでしかできないコラボがたくさん待ち受けていますので、皆さんには必ず盛り上がっていただけるのではないかと。
宮野真守:歌うもんね、俺の曲を。
蒼井翔太:はい!
森口博子:うわ~楽しみ~!
蒼井翔太:奇跡的な瞬間なんです。本当に普通は絶対無い、というくらいの奇跡のコラボです。緊張感を持ちつつも楽しみたいと思います。
水樹奈々:私もやっぱりコラボです。自分のステージももちろんですが、やっぱりこのイベントならではのコラボは特別です!水瀬いのりちゃんと一緒に「Glorious Break」を歌わせていただくことが先に発表されているのですが、いのりちゃんは私のファンクラブに入ってくれているくらい私のことを愛してくれていて。そんないのりちゃんと共演していた作品のキーとなっている曲を2人で歌えるのが本当に嬉しいです。今日は母の日ですから、いのりちゃんとは親子の役をやったこともあるので、愛のコラボで母性を爆発させたいです!(笑)
森口博子:私は毎日エゴサーチしていて、DAY1が終わって早速エゴサしたら、「自分が最期を迎える時に走馬灯に出て来るくらいのライブだった」という意見もあって。セットリストもコラボももちろん、昨日は「おっさんホイホイDay」と、私は呼んでいたんですけど(笑)。ベテランのファンから新しいファンの方まで世代を越えていて。今日は、私は1980年代の曲を歌うんですけど、コラボも含めて、世代を越えて「アニソンって素敵だな」って実感する1日になると思います。
宮野真守:昨日も、出演者の皆さん個人のステージがすごすぎて、魅力が爆発していて。しかもそれがみんな個性的なんです。自分の個性を存分に発揮して歌っていたのが、すごく魅力的に感じて。そこで僕は、今日はあることにチャレンジしようと思っています。
森口博子:え!なに?
宮野真守:自分のライブではやったことのある演出ですけど、こういうフェスではやったことがなくて。それをちょっと試してみたいなと。みんなが盛り上がってくれたらいいなと思っています。
蒼井翔太:すごい楽しみです!
水樹奈々:ゆかりさんとは、私自身とても思い入れ深い作品である『魔法少女リリカルなのは』のオープニングテーマとエンディングテーマをデュエットさせていただきました。久しぶりに2人でこの曲を歌えたことは、本当にうれしくて。リハーサルでは細かい動きは打ち合わせをせず、「本番の時の感情で動こう」と話しをしていて。そしたらゆかりさんが、急に手を握ってくださって。ゆかりさんに高町なのはの魂が降りていることが分かったので、私も導かれるようにフェイト・テスタロッサの気持ちになってハグをしました。物語の中の2人の気持ちがシンクロした瞬間で、私もすごくジーンとしました。
今日のコラボは妹たち2人とで、いのりちゃんとは先ほどお話した通り、付き合いも長くいろんな作品で共演していて、いつか一緒に歌えたらいいなと思っていたので、この「KING SUPER LIVE 2024」で実現することがうれしいです。美保ちゃんとは、彼女が番組のコンテストに出場した際に私の「DISCOTHEQUE」という曲を歌ってくれて、その時たまたま私がゲストとして出演していたというご縁があって。時を経てこの曲を2人で歌うということに感動で、そこでも母性が爆発する感じです(笑)振り付けも完璧で、「沢山練習して来ました!」って。私が逆にエネルギーをもらっています。
宮野真守:僕らのコラボに関しては僕の曲を歌ってもらうので、気持ちよく歌ってほしいなと思っています。実は翔太くんがキングレコードからデビューする前、僕の「オルフェ」という曲の仮歌を歌ってくれていたという経緯があって。
蒼井翔太:そうなんです。仮歌を歌わせていただいていました。
宮野真守:仮歌がすごく上手くて、ちょっと嫌だなって思ってたんですけど(笑)。
森口博子:俺を越えるなよって(笑)
宮野真守:そうそう、プレッシャーを感じちゃって(笑)。それが翔太くんで、のちに『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズで声優としてご一緒して、まさかこうしてレーベルメイトとして一緒に歌える日が来るとは思っていなかったから、僕にとっては特別な思いがあります。
蒼井翔太:でも、仮歌を歌っていた人間が、ご本人と公式のステージで一緒に歌わせていただけるなんて、なかなかないことです。だからこそ人一倍緊張感もありますし、それプラス楽しんで歌わせていただけたらと思います。宮野さん、森口さん、水樹さんをはじめたくさんの憧れの先輩方は、ステージの上だけでなく裏でもいつも憧れの人でいてくださって、すごくありがたく感じています。そのありがたさを受け取って、僕も後輩たちが増えたので、その後輩たちに背中を見せる存在としても、先輩の皆様のキラキラを受け継いで、そのキラキラを後輩たちに、そしてお客様に、パーンと放ちたいと思います!!
Photo:MASA